2011年1月4日火曜日

愛と引力との関係 東洋哲学

愛と引力との関係について☆ この項目をご覧になった人は、いったい何の話だろうと思ったのではないでしょうか。
 最後まで読んでいただきますと、なるほどなあと少し理解できると思います。
☆ 私たちは愛する人がいれば、できるだけそばにいて、一緒に過ごしたいし、あるいは、欲しいモノ、たとえばロレックスの時計とか、ヴィトンのバッグなど気に入ったモノがあれば、無理して買ってでも、身に付けておきたいと思うのは世の常でありましょう。

☆ このように、自分の愛する人には、できるだけ自分の近くに居て欲しいし、自分の好きなモノは、いつも身から離さず持ち歩きたいと、誰しも思っています。

☆ この「愛」という実態は、目に見えるものではありませんが、人と人、あるいは人とモノを引き寄せる不思議な力が働きます。

☆ ニュートンは、りんごが木から落ちるのを見て、万有引力を発見したと言われていますが、これは落ちる現象を引力と名付けただけで、引力はなぜ存在するかという説明にはなっていません。
☆ 私たちの地球は、遠心力によって太陽系から飛び出そう飛び出そうとしていますが、太陽の引力によって、地球は飛び出さずに太陽の周囲を回っていることになっています。
 この引力というのが、すべてのものを、つなぎとめておこうとする愛の力でありましてこの太陽の引力(愛)によって、地球上に住む私たちは平穏に過ごしているのです。

☆ また、私たちの地球は一日に一回自転しています。この自転は相当のスピードで回っているため、本来なら、そこに住む万物は、みな地球外に遠心力によって放り出されていなければなりませんが、地球に引力(愛)があるため、私たちは地球外に飛び出すこともなく、安定した生活が営めています。

☆ このように、引力は形而上(形而上)では愛が具現化したものであり、人を引き寄せる力と人を生かす力があると言えます。

☆ 私たちが、気をつけなければいけないのは、執着の愛であって、これも行き過ぎますと、束縛になってしまいます。
お互いに人を生かすような大きな包容力のある愛を持ちましょう。