鼻は自我を象徴し、性の対象でありますが、性を連想させるのはそれ以外にも根拠があります。
鼻は「においを嗅ぐ」機能がある点です。
犬でも猫でも、動物は発情期になると、オスを惹きつけるフェロモンを分泌し、そのメスから発する性フェロモンの匂いを嗅ぐことで、いっそう燃え上がるのです。
人間にも、本来的に動物的な本能が残っており、特に「性」については日常的な行為とは別次元の非常に動物的本能の強い行為であります。
人間は、すでにフェロモンを分泌する機能や感知する機能が、退化しているとはいえ、自分と一生を共にするパートナーを得るということになれば、フェロモンをかぎわける機能が覚醒して、オスとしての本能が呼び起こされるのです。
それが証拠に、愛する男女がカラダを寄せ合って睦みあえば、ふたりのカラダからは体臭も匂ってくるし、汗もダラダラと流れて、お互いにベチャベチャになってしまいますが、その匂いが心地よく思えて、さらに愛の炎が燃え上がり、汗でさえ愛おしく思えるものです。
もし、生理的に相手の男性の匂いが不快に感じるのであれば、これから先、いっしょに生活を共にしていくことなどできるはずがありません。
ですから、そのフェロモンをかぎわける鼻を見て愛しいと思うかどうかは、相性を見分けるひとつの方法でもあります。
「性」と「匂い」、そして「鼻」との関係は、意外にも深いのです。
もし、男があなたに向かって「愛くるしい鼻をしているね」とか「顔にちょこんと座っている鼻がたまらないよ」などと切り出してきたら、それは、あなたに特別な感情を抱き始めており、求愛のサインだと思って間違いないです。
こんなとき、あなたにその気がないのなら、「失礼なこと言わないで」と、ハッキリ拒絶したほうが良いでしょう。
あいまいにしておけば、ОKサインと受け取られてしまい、面倒なことになるからです。
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